牛肉の部位
「内モモ」ってどんなお肉?
風味
脂質
肉質
カロリー
内モモはどこの部位?🐮
内モモは、牛の後ろ脚の股の付け根の肉。人間の内モモと同じ感覚ですね。牛一頭から10kg程度とれる大ぶりの部位で、比較的流通しやすい箇所と言えます。
脚の付け根だけあって、非常に筋肉質な部位で、牛肉の中でも最も脂身が少なめ。赤身でも比較的柔らかいため、脂を避けて赤身肉を食べたい方にはオススメの部位です。
ただ、柔らかいのはブランド和牛や質の良い国産牛の場合で、外国産牛の内モモは筋ばっていて硬い場合があるので要注意。国産牛の柔らかさを期待してオーダーしたものの、硬い内モモと格闘する羽目になることも。。
更に 4つに分けて呼ばれます🧐
内モモは 4つの部位に分けることができ、それぞれに特徴があります。
- オオモモ
- コモモ
- カブリ
- メガネ
オオモモ
内モモの中でも、綺麗に霜降りが入っている部位。大判でとれるので、薄くスライスすると刺しの入りが見た目にも綺麗。
コモモ
人間の握りこぶし大ほどしか取れない希少部位。内モモの中でも最も柔らかく、赤身ならではのワイルドな旨味が愉しめる。
カブリ
内モモを覆っている脂身の部位。繊維質で硬めの部位なので、切り落としに使われることが多い。
メガネ
牛一頭から300g~500gしか取れない、コモモよりも更に希少部位なのがメガネです。牛の骨盤から取れる肉で、骨盤がメガネのフレーム、肉の部分がレンズに見えることから「メガネ」と呼ばれるようになったとか。柔らかく、赤身肉のうま味が凝縮されている希少部位!
オススメ!
「内モモ」の美味しい食べ方
赤身肉はやっぱりローストビーフ!🍖
内モモは代表的な赤身肉。脂が少なく水分量が多いので、初心者でも美味しいローストビーフに仕上げやすい部位です。水分量の多さから冷やした後もパサつきにくく、しっとりした肉質を愉しめます。ローストビーフ丼にするのも、オススメ!
ステーキで赤身肉の味わいを🥩
赤身肉のステーキと言えばヒレが思い浮かびますが、コストパフォーマンスを考えると内モモのステーキも捨てがたい!あまり高温にならないよう焼き方さえ気を付ければ、ヒレに負けない味わいにも。
煮込んでも崩れないので、すき焼きで食べるのもおススメ!🥢
薄くスライスしても弾力があり、煮込んでも崩れにくい赤身肉なので、すき焼きもオススメです。肉を食べたいけれど、霜降りで味の濃いすき焼きはちょっとツラい…という方は、赤身肉のすき焼きを是非試してみてください。あまり火を通しすぎないようにすれば、赤身肉の旨味を活かしたすき焼きを味わうことができます。