牛肉の部位
「内モモ」ってどんなお肉?

風味

あっさり
濃厚

脂質

少ない
多い

肉質

硬い
柔らかい

カロリー

低い
高い
140 kcal / 100g

内モモはどこの部位?🐮

内モモは、牛の後ろ脚の股の付け根の肉。人間の内モモと同じ感覚ですね。牛一頭から10kg程度とれる大ぶりの部位で、比較的流通しやすい箇所と言えます。

脚の付け根だけあって、非常に筋肉質な部位で、牛肉の中でも最も脂身が少なめ。赤身でも比較的柔らかいため、脂を避けて赤身肉を食べたい方にはオススメの部位です。

ただ、柔らかいのはブランド和牛や質の良い国産牛の場合で、外国産牛の内モモは筋ばっていて硬い場合があるので要注意。国産牛の柔らかさを期待してオーダーしたものの、硬い内モモと格闘する羽目になることも。。

赤身肉の旨味がたっぷり!

更に 4つに分けて呼ばれます🧐

内モモは 4つの部位に分けることができ、それぞれに特徴があります。

  • オオモモ
  • コモモ
  • カブリ
  • メガネ

オオモモ

内モモの中でも、綺麗に霜降りが入っている部位。大判でとれるので、薄くスライスすると刺しの入りが見た目にも綺麗。

コモモ

人間の握りこぶし大ほどしか取れない希少部位。内モモの中でも最も柔らかく、赤身ならではのワイルドな旨味が愉しめる。

カブリ

内モモを覆っている脂身の部位。繊維質で硬めの部位なので、切り落としに使われることが多い。

メガネ

牛一頭から300g~500gしか取れない、コモモよりも更に希少部位なのがメガネです。牛の骨盤から取れる肉で、骨盤がメガネのフレーム、肉の部分がレンズに見えることから「メガネ」と呼ばれるようになったとか。柔らかく、赤身肉のうま味が凝縮されている希少部位!

メガネ、ザブトン、カメノコ…色んな呼び名がありますね

オススメ!
「内モモ」の美味しい食べ方

赤身肉はやっぱりローストビーフ!🍖

内モモは代表的な赤身肉。脂が少なく水分量が多いので、初心者でも美味しいローストビーフに仕上げやすい部位です。水分量の多さから冷やした後もパサつきにくく、しっとりした肉質を愉しめます。ローストビーフ丼にするのも、オススメ!

しっとりローストビーフ丼

ステーキで赤身肉の味わいを🥩

赤身肉のステーキと言えばヒレが思い浮かびますが、コストパフォーマンスを考えると内モモのステーキも捨てがたい!あまり高温にならないよう焼き方さえ気を付ければ、ヒレに負けない味わいにも。

火加減に気をつけて中身はレアに

煮込んでも崩れないので、すき焼きで食べるのもおススメ!🥢

薄くスライスしても弾力があり、煮込んでも崩れにくい赤身肉なので、すき焼きもオススメです。肉を食べたいけれど、霜降りで味の濃いすき焼きはちょっとツラい…という方は、赤身肉のすき焼きを是非試してみてください。あまり火を通しすぎないようにすれば、赤身肉の旨味を活かしたすき焼きを味わうことができます。

赤身肉のすき焼きも美味しい!